ドイツ シュトゥットガルト近郊で暮らしています。日々の出来事、シュヴァーベン地方の紹介などを書いています。
弟たちとの10日間(5日目)祝福の式・・・2
2013年11月03日 (日) | 編集 |

(続きです)

オルガン奏者のシュヴァイツァーさんが弾く、パイプオルガンの音が
響く教会の中を弟たちが歩いて来ます。

祝福の式8

お、、? 早い、早いぞ!

祝福の式16

歩くのが早過ぎるよ、君たちィ〜〜〜!

(神父さん、離されてるやんけ?)

祝福の式14
あっと言う間に私達の前を通り過ぎて、2人は祭壇の前に。。。

そしてオルガンの演奏がやみ、神父さんのお言葉が始まりました。

祝福の式15

神父さんは、お話を始められてすぐに「できればあなた、少し通訳を。」
私の友達に呼びかけ、

突然のことにもかかわらず、友達はすぐに
神父さんのそばに行ってくれました。 ありがと〜〜!

神父さんは "通訳は、なくてもかまいませんよ" とは言っておられたけど
できれば、弟たちの解る言葉で話を伝えたいと思われたんでしょう。


神父さんがゆっくりと、優しく話してくれることを、
友達が日本語に訳して伝えてくれたので、弟たちにも(私にも!)
よく理解することができました。


そして 式の行程3『祈りの詩篇36』の神父さんの読み上げのあと、

再び シュヴァイツァーさんのオルガン演奏が始まりました。

曲は バッハの『G線上のアリア
私がこの世で一番好きな曲です。 G線上のアリア(mp3)

パイプオルガンによる『G線上のアリア』
もうそれだけで涙野郎が。 どど〜ん



このシュヴァイツァーさんは、この街 Deggingen デッギンゲン出身
今年 75才の小柄なおじいさん (実にビックリ!)
アヴェマリア教会で、もう50年以上もオルガンを弾いているんだそうです。

弟たちのためのこの『祝福の式』でもオルガン演奏をしてもらおうと、
ペタさんがずっと連絡を取ろうとしていましたが、なかなかうまくいかず、
ようやく電話で話ができたのが、なんと弟たちをフランクフルトから
ピックアップしてハイデルベルクを案内していた最中(9/21)

「今、腰を痛めていて上手く弾けないし、風邪をひいていて声が出ない。」
という体調の中、それでも引き受けてくれました。




シュヴァイツァーさんの気合いの演奏のあと、再び神父さんのお話しがあり、

いよいよ『指輪の交換』行程6)

祝福の式11

カトリック教徒ではない弟たちに、このフェリックス神父

「 "結婚の宣誓の問いかけ" をしてあげることはできないけれど、
2人が指輪の交換をすることはできます。


と おっしゃってくださっていて、

(新婦に向かって)「この指輪は、R子、あなたのものです。」
(新郎に向かって)「さ、はめてあげて。」
それぞれに言葉をかけ、2人の交換した指輪に "聖水" をつけて
指輪の祝福もしてくださいました。

"水"はキリスト教では『生命』の象徴なのだそうです。

祝福の式10
そのあと2人の右手を重ねて首からかけていた布の先でそれを包み
また2人に何かお話をしてあげていましたよ。
あぁ、なんかスゴくいいな〜。


そしてまた、シュヴァイツァーさんのオルガン演奏
曲はグノーの『アヴェマリア』 アヴェマリア(mp3)

じ〜〜〜〜〜ん。。。


続いて 式の行程8『Fürbitten(祈願)und "Vater unser"』

vater unser
みんなで聖書を開き、神父さんに続いて "Vater unser(主の祈り)"
ドイツ語で読み上げました。
「ファーター ウンザー イム ヒメル、、、」 主の祈り

そしてまたオルガンが鳴り出したと思ったら、歌も聞こえてきました。

"風邪で声が出ない"シュヴァイツァーさんが、またもや気合いで教会に響き渡る
素晴らしい声で "So nimm denn meine Hände" という歌を歌ってくれました。

しゅ、シュヴァイツァーさん、、、じ〜〜〜〜〜ん。

こんな歌ですよ。 "So nimm denn meine Hände"(さぁ、私の手をとって)


そして 式の行程10『Schlussgebet(最後のお祈り)』

「神よ、ここへ来て、愛をもってこの若い2人、R子とM彦を見てください。
彼らが共に歩む暮らしの中で、彼らを導いていってください。
彼らが互いにいつも助け合っていけるように、忍耐と愛を与えてください。
苦しみの中にいる時は、心と扉を開いてあげてください。
彼らが子にも恵まれますよう。
彼らとその家族に祝福を与えてください。」


祝福の式12
神父さんから優しく額に手をおかれる2人。

神父さん「今日、あなたたちのためにオルガンを弾いてくれた
シュヴァイツァーさんに感謝しましょう。
ここに集まってくれた家族にも感謝しましょう。
通訳を務めてくれた方にも感謝しましょう。」
まったくで!


そして神父さんにうながされて、オルガンの演奏が流れる教会を
みんなで退場しました。(ちょうど 14:00頃


外は相変わらずイイお天気で、
神父さんシュヴァイツァーさんと一緒に写真を撮ったりした後、

祝福の式13

友達が用意してくれた "Sekt ゼクト" で乾杯しました。

アヴェに来ていた一般の人達も、弟たちに
Alles Gute!! お幸せに!!」と声をかけてくれました。嬉しいよね〜。

着替えを済ませた神父さんも、また挨拶にきてくださって、

「実はこれから下(デッギンゲンの街)でお葬式なんですよ。
今度は死体が私を待っているんです。。。

と苦笑していました。(も〜、この神父さん、ラブです)


祝福の式の後3

とにかくこの素敵なアヴェマリア教会で、
神父さん、シュヴァイツァーさん、友達のおかげ
弟たちは、ささやかながらも本当に素晴らしい『祝福の式』が行えました。

ペタさんもかけずり回ってくれました。

私は姉として、ホッとしています。

そしてこの式を何倍も素晴らしいものにしてくれた友達
心から感謝しています。

本当にどうもありがとう!!


このあと『食事会』のために、次の場所へと向かいました。

向かった先 は、、、

 

ホーエンノイフェン全体像

南ドイツ最大の "廃墟" です。


・・・つづく。



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なんだか、もう11月なんだよね〜。。。

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コメント
この記事へのコメント
本当に素敵な式になりましたね~!
私はキリスト教のことはさっぱりわかりませんが、
娘も通う幼稚園がカトリック教会付属なので
何かしら教会に行くことが多く、そこに身を置くことの
なんとなくの心地よさを感じているこの頃なんです。
最初はなんと無謀な~!ともちょっと思ったのですが、
頑張りましたねー!
2013/11/03(日) 04:41:01 | URL | nanohana #vgSmD6aQ[ 編集]
nanohanaさん(^_^)
nanohanaさん、どうもありがと〜!(^_^)
私もアヴェに頻繁に行くことで、教会の中の居心地のよさを感じています。
それに神父さんがあんまり感じのいい優しい方なので、キリスト教徒になちゃおうかと思った程ですよ。(単純なの)

2013/11/03(日) 05:43:16 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
yumaねーさんの結婚式は立川海坊主でしたんだっけ?
全く弟さんはいい結婚式を作ってもらえましたね。
オルガンのおじさんや神父さんに一年に一度でもクリスマスカードや近況を知らせるようなお手紙などすると彼らも喜ぶでしょうね。お勧めです
2013/11/03(日) 06:05:49 | URL | wombat #-[ 編集]
wombatさん(^_^)
してませんちゅうーの!(立川海坊主)
クリスマスカードかぁー!それはいいね〜♪
ぜひ送ろうと思います。ありがと〜!
・・・でも立川海坊主、また行きたい、、、(*_*)
2013/11/03(日) 07:30:59 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
ただただ,素晴らしいです!この日のためにがんばった由麻さんお疲れ様でした。すごいな・・・。
ご無沙汰していました。まとめて読んで感動しています。日本での日々の疲れが吹っ飛びました。

美しい風景とそこに溶け込む伝統文化,特に教会での結婚式なんて日本でそれらしいことはできるけど本物はその場でしか味わえませんよね。同僚たちにも紹介したいです。
ほんとにおめでとう,御苦労さまでした!
2013/11/03(日) 08:14:18 | URL | Chiko #-[ 編集]
えーこんどねーさんいつ日本に戻るの?
日本であって海坊主にいこーぜー。のんちゃんさんも誘ってさーどうよーそれ。
2013/11/03(日) 08:59:40 | URL | wombat #-[ 編集]
ほんとにほんとに良いお式でしたね。
読んでいるだけで皆さんの温かいお気持ちと手作りのよさ、お人柄が伝わってくるような感じがしました。(もちろん泣いちゃいました(笑))

みんなに祝福されて人生の門出をお祝いされる弟さんたちお幸せですね^^
アヴェマリアは聞いているだけで「もう悪いことしませんごめんなさい」と思える曲の一つです。
弟さんたち、夫婦げんかした時に聞くといいかもしれませんねー(笑)

続きも気長に待ってます^^
2013/11/03(日) 09:00:07 | URL | のん #-[ 編集]
Chikoさん(^_^)
Chikoさん、お久しぶりですっ!お元気でしたか?
そしてコメントをありがとうございます。(^_^)
Chikoさんのお疲れが、少しでも吹っ飛んで良かった。v-365
ドイツの風景や伝統も少しずつふれていって、近ごろはその中にいる心地良さも感じます。
でも日本が恋しくて仕方ないんですけどね〜。(*_*)
また続いて弟たちを案内したシュヴァーベンの事を綴りますので、時間がある時にでも覗きにきてくださいね!


2013/11/03(日) 19:10:26 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
wombatさん(^_^)
おー、それはグーテ イデー(グッド アイデア)ですね!
やろうやろう、海坊主でオフ会。(^_^)
実現できると思うんですよね〜!いつ頃かな〜。
2013/11/03(日) 19:14:33 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
のんさん(^_^)
のんさん、ありがとうございます!
私もアヴェマリア(曲)を聞くと、いっしょに『ら〜ら〜♪』と歌い出し、途中から号泣になったりもしますe-259
なんですかね、あれ。。。何かが心に響きますね。

続きも読みに来てくださいね〜〜〜♪

2013/11/03(日) 19:24:32 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
おめでとうございます
ああ、なみだ野郎が止まりません。
お嫁さんベッピンさんですね。美男美女だ〜。
私は参列してないけれど、「いいお式でした。」と参列した気持になっちゃいました。
お二人にとっても一生の記念になる祝福の式で、それに関わった皆さんにとっても幸せな思い出ですね! おめでとうございます。末永くお幸せに♡
2013/11/16(土) 18:21:21 | URL | Uraran #-[ 編集]
URARANさん(^_^)
Uraranさん、どうもありがと〜〜!e-259
お嫁さんR子さんは、なんかフワフワした感じで笑顔が可愛くて、
Uraranさん系の人ですよ(^_^)
弟たちも、Uraranさん家のような、あたたかい幸せな家庭を築いていって欲しいと
願ってやみません♡
2013/11/16(土) 21:10:01 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
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