ドイツ シュトゥットガルト近郊で暮らしています。日々の出来事、シュヴァーベン地方の紹介などを書いています。
世界で一番美しい(?)、「農村の教会 Steinhausen」
2013年02月14日 (木) | 編集 |

前回のクリスマス クリッペ総集編で少し触れた、

"世界で一番美しい『農村の教会』"
die schönste Dorfkirche der Welt

Wallfahrtskirche Steinhausen
(巡礼教会 シュタインハウゼン)
をご紹介します。

Steinhausen5
Steinhausen シュタインハウゼンは、
面積およそ6.5平方Km人口 435人(2012年)の小さな農村で、

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Stuttgartの南東 約150Kmにある Bad Schussenried
バート シュッセンリートという町の東
に位置しています。

Steinhausen7
耕地と野原に囲まれたこの村に近づくと、村の屋根の上に飛び出た
高さ60mの鐘の塔を持つ白い教会が、遠くからでも見えてきます。

Steinhausen8
"Wallfahrtkirche Steinhausen シュタインハウゼン教会"

外観は、普通にキレイな教会ですが、

Steinhausen9
一歩 教会の中に入ると、「うわ〜っ!」と思わず声が出る程の豪華さです。


Steinhausen10
この教会の小冊子によると、1282年には、既にこの農村に
Marienkircheという小さな教会があったんだそうです。

それが 1615年頃バロック様式の教会に建て替えられて、
1733年に現在のロココ調の形になり、その後
"世界一美しい、農村の教会"と呼ばれるようになったそうです。


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中央祭壇 der Hochaltar


Steinhausen12
教壇/説教壇 die Kanzel


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天井のフレスコ画 das Fresko


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天井のフレスコ画もさる事ながら、


Steinhausen15
柱頭/キャピタル das Kapitell の化粧しっくい細工も見事です。
羊の頭も彫り込んでありますよ )


この"農村の教会"の内装(フレスコ画や柱の装飾)を施したのは、
画家 Malerであり、化粧しっくいの細工師 Stuckateurでもあった
ヨハン・バプティスト ツィンマーマン Johann Baptist Zimmermannと、

建築家 Baumeisterであり、同じく化粧しっくいの細工師でもあった
ドミニクス ツィンマーマン Dominikus Zimmermannという兄弟


Steinhausen16
この ツィンマーマン兄弟 は、後に
ドイツの世界遺産でもある 美しいロココ装飾の教会
"Wallfahrtskirche auf der Wies 巡礼教会 ヴィース"を
建てた人たち
だそうですよ。


世界遺産 ヴィース教会 ウィキペディア(ヴィースの巡礼教会)

いつかそのヴィースの巡礼教会にも行ってこなければっ!


それから 教会内の装飾の中には、こんなカワイイものもあります。
 
Steinhausen19
リスとか、


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小鳥などの小動物の細工が教会内のアチコチにあります。


Steinhausen21
これらも全て、ツィンマーマン兄弟による化粧しっくい細工


もっと色々な小動物の細工がありますが、結構 高い場所にあるので、
双眼鏡とか持って行った方がいいです。。。
巣の中のヒナたちに餌をやる親鳥のとか、カワイイですよ!)


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パイプオルガン die Orgelも素敵。


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もうとにかく "スゴいっ" の一言です。


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でも 教会の周辺は こんな感じ。農家とか、農家とか、農家


Steinhausen24
まぁ、教会の前にはレストランもありますけどね。

この農村がある Bad Schussenried バート シュッセンリート
Bad バート』の文字が頭に付く通り、保養/療養地だし、
( それも 泥土浴療養地 Moorbad なんですって!)

シュッセンリート修道院や、その中の博物館にある
ロココ装飾の『図書閲覧室 Bibliothekssaal
シュヴァーベン地方の名所のひとつでもあるので おすすめですが、

そこに寄った際には、ぜひともこの素敵な "農村の教会"がある
Steinhausen シュタインハウゼンも立ち寄ってみてください。

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( んにゃっ? 誰かきた!)


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人懐っこいニャンコがお出迎えしてくれますよ〜! いらっさ〜い



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コメント
この記事へのコメント
ヨーロッパは歴史があるから、建物には歴史があるし、町には雰囲気があるよね。
こっちは見た目はあれっすよ。ハウステンボス。

古い感じだしてるけど、大して古くはない
2013/02/14(木) 09:11:34 | URL | wombat #-[ 編集]
wombatさん(^_^)
そう、こんな小さな農村の教会にも古い歴史があります。
(三十年戦争で破壊された〜とかね)
ハウステンボス、、、分りやすいですね。。(*_*)
でもオーストラリアにも古い建物とか文化って何か残ってますよね?


2013/02/14(木) 17:52:41 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
最初の写真で、ドイツで都市部だけじゃなく、こんな村もまわってみたいなあって思いながら、だんだん見ていると、リス、ヒヨドリ(?)、キツツキ、ヒナに餌をやっている鳥の巣!可愛い教会だあ!ドイツの教会は、どこの小さな農村でも、中の作りがしっかりしているんですか?すごいなあ。。
あと、泥土療法っていうのに触覚が動きました・笑 ドイツではよくある療法なんですか?なんとなく、肌がすべすべになるのかなあって想像しちゃいましたよ^^
2013/02/14(木) 19:03:12 | URL | ミッキー. #J9gPYW9c[ 編集]
うわっ、かわいい!
由麻さんバーデン・ヴルテンブルグの教会のガイドブック書けますよ~

そういえばサンパウロのセー大聖堂には、urubuという種類のコンドルや、
アルマジロなどブラジルに生息する動物が柱頭に彫ってあるんですよ。
2013/02/14(木) 23:18:51 | URL | ヨーコ #-[ 編集]
ミッキーさん(^_^)
ね〜、すっごくカワイイ教会でしょう?
たぶんこの農村のが特別なんだと思うけどねー。(^_^)
泥土療養浴場 Moorheilbadでウィキってみたら、
ドイツの有名どころとして23ヶ所が挙っていて、その半分は
バーデン=ヴュルテンベルク州とバイエルン州にありましたよ。
泥炭を使う療法みたいなので、泥炭でウィキってみたら(^_^)『医療』とか
『コスメ』とか、おまけに『アイルランド』とか出て来たので、
参考になるか分らないけどリンクしときますね。
(英語のウィキペディア)
http://en.wikipedia.org/wiki/Peat
全然関連性がなかったらゴメ〜ン!

2013/02/15(金) 02:42:03 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
ヨーコさん(^_^)
え?ホント?(ガイドブック書けちゃう?)(*_*)
ありがと〜!!

コンドルやアルマジロの柱頭の彫り物。
かっこいいなぁ。そいいうのも見てみたいです。(^_^)

2013/02/15(金) 02:52:24 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
ウィキのリンクどうもありがとう!その泥炭、こちらの産地では、今でもよくホリホリされてるみたいです。だけど、こっちでは自然燃料みたいな感じで使われていて、療法には使われてないと思う。これはますます気になった!ドイツに行った時、是非是非試してみたいです^^
2013/02/15(金) 08:10:11 | URL | ミッキー. #J9gPYW9c[ 編集]
ミッキーさん(^_^)
じゃぁ、シュヴァーベン地方に来なくちゃね〜!
待ってますよ〜〜!(^_^)e-266

2013/02/15(金) 18:21:09 | URL | 由麻 #Q9J.FUXY[ 編集]
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