ドイツ シュトゥットガルト近郊で暮らしています。日々の出来事、シュヴァーベン地方の紹介などを書いています。
フィルス川(die Fils)の水源は白く、、、
2017年02月05日 (日) | 編集 |

2月に入り、寒さがちょっと緩んできた感じがします。

このまま春に向かって突き進んでくれるといいけど、
まだまだ油断できませんよね〜。

それにしても1月中旬〜終わり頃は、ずっとマイナス気温で
ホント寒かったです。
バイトで家を出るときにスマホに表示された、
『気温マイナス9度、体感温度マイナス17度
を見た時はマジでシビレましたよ(*_*)

マイナス17度
(1月25日 午前9時頃)

鼻から息をすると、鼻の奥が痛い痛い(>_<)
もうそこまで寒くなる事がないといいな、うん。


今回は、そんなとっても寒い1月19日の散歩の話です。

先日行って来た『休暇の見本市』で集めたパンフを眺めてたペタさん。
その中のIndastriekultur im Filstal (フィルス谷の工業文化)』という
ガイドブックで何かを見つけたようで、
「今日はここに行ってみよう!」
と、ちょっとでも太陽が出るとジッとしていられないこのおっちゃんに
私はいつも通りムリヤリ散歩に連れていかれたのでした。
(太陽が出ようが、ワッチは寒いのイヤやねん!)

そして(しぶしぶ)車に乗って着いた先は、、、

Filsurspurung1
スキー場ですか?! コノヤロー!!


(いえいえ、、、)

Filsursprung2
ここは『Wiesensteig(ヴィーゼンシュタイク)』という町の外れ。
(よく行くDeggingen(デッギンゲン)のアヴェマリア教会に遠くない場所)


Filsursprung3
で、目的地はFilsursprung(フィルスウアシュプルング)』
フィルス川(die Fils)の水源です。(約1,5km先)

ちょうど『フィルス川』の事がヴィキペディアの日本語でも説明
されてたので、ご参考を〜。 フィルス川


Filsursprung4
まさか雪の中を散歩するとは思っていなかったので、
靴も普通のウォーキングシューズだったわけですが、、(*_*)

陽が射す辺りは歩いてて体も温まってくるけれど、


Filsursprung5
太陽が山に隠れる場所に来ると一気に寒くなるわけよ。ひょえ〜。
(雪の間を細く流れているのがフィルス川)


Filsursprung6
フィルス川を右に見てタラタラ歩く事、約25分。


Filsursprung7
その水源に到着でーす。(午後2時頃)


Filsursprung8
標高 約625mの地点にあるこの水源から流れるフィルス川は、
約63km流れて Plochngen (プロヒンゲン=ウチの近くの町)
ネッカー川(der Neckar)に合流します。

ネッカー川に合流する地点(河口)での標高は約248mなので、
約377mの高低差を流れる下る急勾配の川なのです。
(って、さっきのヴィキペディアにも書いてあるね〜)

で、初めに戻って『フィルス谷の工業文化』について
ちょっとだけ触れてみますと、

シュトゥットガルトの南東に位置するここフィルス谷は、19世紀の半ばまで
農業や手工業が主流でした。
やがてこのフィルス川の水力の利用や、生産の機械化が始まり、
また、この谷を通るシュトゥットガルト〜ウルム間の鉄道建設によって
様々な工場の入植をここフィルス谷が請け負うようになっていきました。
そして先ずは繊維工業の中心地して急成長していったそうです。

その後、金属加工工場(現在のWMF)や織物、紡績工場、
またそういった工場で使う機械を作る工場などがどんどん創設されました。

世界大戦の間や、ナチ政権の暴力的な政策下(アーリア化など)では
この谷も危機的局面をむかえるようになり、更に第二次世界大戦後に
これらの工場は、対ドイツ連合国の『機械製造禁止』により、
安全な製品(こんろ、靴下製造、缶にフタをする機械など)の製造に
変更しなければならなかったそうです。
(要は、武器に成り代わりそうなものを作っちゃダメ!ってことでしょうね)

それでも今も、Made in Filstal(フィルス谷製)

なーんて呼んでも良さそうな、世界的に有名な企業がここにあります。
例えばキッチン用品のWMF、鉄道模型のMärklin、靴のSalamander


そしてそんな歴史をもつフィルス谷を流れる約63kmのフィルス川は
16の町を巡っています。

Filstal
水源を出て、Wiesensteig(ヴィーゼンシュタイク) 、Mühlhausen、
Bad Ditzenbach、Deggingen(アヴェマリア教会のある町)、
Bad Überkingen、Geislingen(WMFのある町)、Kuchen、
Gingen、Süßen、Salach、Eislingen、Göppingen、Uhingen、
Ebersbach、Reichenbach、そしてPlochingen(プロヒンゲン)。


ペタさんと私は、アヴェマリア教会やWMFのアウトレットに行く事が多いので
この16の町のほとんども、通過したり立ち寄ったりする事がありますが、

今こうして『フィルス谷の工業』の歴史に触れた後は、
その時代の名残というか、残っている建物なんかを探してみるのも
楽しいかもしれないな〜と感じているところです。


でもそれは暖かくなってからがいいよな。
だって、水源、白いんですもん。。。

独ヴィキペディアの水源
 
これ見てもらえば分るけど、ぜーったい緑の季節がいいもの!

というわけで、春になって、フィルス川沿いの16の町
その名残みたいなのを探しに行くような事があれば、
またブログに残してみたいと思います、はい。(^_^)/



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