ドイツ シュトゥットガルト近郊で暮らしています。日々の出来事、シュヴァーベン地方の紹介などを書いています。
モテモテな私、、、♡
2015年12月04日 (金) | 編集 |

あれは、そう。

去年のちょうど今頃。
クリスマスマーケットが始まった頃だった。

今にも日が沈もうという夕暮れ時、私は駅へと向かうバスを待っていた。

バスは予定時間を5分過ぎてもやって来なくて、
同じくバスを待つ10人程の人々がざわつき始めた頃に、あの人は現れた。

彼は、バス停から少しだけ離れた場所で立ち止まり、
誰かを待っている様子だった。

10分待ってもバスは来ない。
バスを待つ人々の苛立ちは、更に大きくなっているようだった。
(これでは電車が出発してしまうではないか!と)

そんな時、彼は私に近づいて声をかけてきた。

「バス、かなり遅れていますね」

「ええ。もう、電車は行ってしまったでしょうね」と私は苦笑して答える。

「僕は友人を待っているのですが、バスよりも友人の車が早く来る様なら
駅まで一緒に乗せて行きますよ?」と彼は提案してくれた。

私は、(ご親切にどうも)と心でつぶやき、軽く会釈だけを返す。

更にバスを待つ間、彼は遠慮がちに話を続けた。

15分後、ようやくそのバスがやって来て、私は彼に
「それでは、さようなら」と笑顔で告げた。

すると彼は私の手を取って、
「さようなら、schöne Frau(素敵な人)」と言って
手の甲に口づけを落とした。

バスに乗り込む乗客達が、その光景に一瞬目を見張ったように見えたのは
私の思い過ごしだろうか。

私は戸惑いながらも、もう一度彼に笑顔でさよならを告げた。

去って行くバスの中に立つ私を、彼は目を細めながら見送っていた。

私は平静を装ってバスにゆられていたが、
『あんなにさりげなく手を取って口付けるなんて、ドイツならでは?
いやいや、あの状況で、やはり滅多にあり得ない事よね』と
今起こった出来事に、何とも言えない気恥ずかしさを感じていた。


その後、彼とは同じバス停の近くで何度か顔を合わせる事があった。

その度に彼は「お元気ですか?」と、優しい笑顔で声をかけてくれ、
ギュッと私の手を握る。


昨日も彼にバス停のところで会った。

「お元気ですか?あなたは、schöne Frau, hier、、、」と
彼は目を細めて言う。

私はやはり気恥ずかしい思いで、
「Danke schön(ありがとう)、、、」とだけ答えて、
時間通り来ることを願いつつ、駅へと向かうバスを待つのだった。


おしまい〜 (・ω<)

実話でっす!!
(あ〜、ゆまちゃんモテモテ〜♡)


2015クリマ1

はいっ!今年も始まりましたよ。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケット!


2015クリマ2

私は友達と3人で、初日(11月25日)に行ってきました (^_^)


2015クリマ3

いつもの出店で、グリューワインを一杯飲んで、

近くのカフェに行って、お茶しちゃいましたけどね〜。
(さすがに5年目のクリスマスマーケット。気合いはもう入りまへん)



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ん?彼っすか?
御年70超えてるわね。。。ん〜〜〜、残念っ!! (*_*)



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